例会詳細
6月本部例会 午後1時半から30分の通常総会後、講演会があります。
日時 平成22年6月20日(土)午後2:00〜5:00
会場 北とぴあ7F701会議室(東京都北区王子1−11−1)
交通 JR京浜東北線王子駅下車徒歩2分
会費 会員 2000円(含当日入会申込者) 一般 3000円
   学生 1000円(会員一般共)

講演 水とは・・・
 水は生体内では勿論のこと自然界でも今我々が考えているよりはるかに重要な働きをしている。

講師 久保田 昌治氏
 今回はこのような水について最も基礎的なこと、水のクラスター構造、最近注目されてきている化学薬品のような働きをする活性水や機能水とはどういう水か、その製法と用途さらに生体水についてもお話しします。水は少なくともクラスター構造を取っていると考えないと最も基本的な融点や沸点などの物性値さえ全く説明できません。
 東京都は水のクラスターを測定する方法はないと公言していますがこれは明らかに間違いです。また安定な水のクラスターは存在しないと言われたりもしています。しかしこれも誤りなのです。水のクラスター構造は1930年代にX線回折法で求められており、同じ実験が1960年代にも行われ全く同じ結果が得られています。
その後中性子回折法、また瞬時に気化し質量分析する方法、さらにコンピューターシミュレーション法などでも求めらています。その辺も詳しく分かりやすく解説致します。
※「水」に関しては、日本で一番詳しい研究者である当会理事の久保田昌治先生の久しぶりの御講演ですので、是非会員の皆様もご友人・知人をお誘いしてご参加ください。

久保田昌治氏のプロフィール
 1936年新潟県生まれ。理学博士。東北大学理学部化学科卒,同大大学院理学研究科修士課程修了。東北大学助手、静岡大学工学部講師を経て1970年(株)日立製作所日立研究所入社、主任研究員。本社環境本部などを経て1995年退社。1983年から20年間茨城大学工学部非常勤講師。1988年ウォーターデザイン研究会理事長に就任。現在に至る。

詳しい模様は会報サイジャーナル上で報告しています
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