1月本部例会

日時　平成１５年１月１９日（日）午後１：３０〜５：００
会場　北とぴあ７Ｆ第一研修室（東京都北区王子１−１１−１）
交通　ＪＲ京浜東北線王子駅下車徒歩２分
ホーム最北端の階段を下り改札口を出てすぐ見える高層ビル
会費　会員　２０００円　　一般　２５００円

講演　驚異の有機ゲルマニウム―アサイゲルマニウムの研究史と成果―
講師　　大西 勉 氏

浅井一彦博士(1908-1982)は、東京帝国大学法学部を卒業後、1934年に民間企業のドイツ駐在員としてベルリンに渡りましたが、ここで石炭採掘現場を見たことが、石炭の研究に打ち込む契機となりました。
「有機ゲルマニウム」は、浅井一彦博士が率いた研究者集団である（財）石炭総合研究所において、二十数年に及ぶ石炭に始まる広範な研究の成果として1967年、及川浩氏らにより合成されました。 以降、安全性や抗腫瘍効果を始め、薬理作用等に関する予備試験の後、浅井博士の卓越した予見をテーマに本格的な研究、臨床実験が開始されました。
その結果、次のような多様な生理活性作用があることが分かってきました。
(1)化学物質による発ガンを遅延・抑制する(2)Ｘ線による突然変異を抑制する(3)免疫細胞を活性化しインターフェロンを誘導する(4)抗ガン作用ならびに顕著な延命効果がある(5)抗ガン剤の副作用を抑制する(6)ウイルス感染を強力に防止する(7)強い鎮痛作用がある、他多数
今回はこれらの研究の経緯と成果につき、ご説明致します。その含有食品も紹介致します。

大西勉氏略歴
1948年生れ、1973年東洋大学工学部応用化学科卒業後、浅井ゲルマニウム研究所に入社。有機ゲルマニウムの医薬品開発業務を担当し、北里大、日大でも研究生となり開発部長、学術部長を歴任。現在は常務取締役企画室長。

＊詳しい模様は会報サイジャーナル上で報告しています
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