例会詳細
6月本部例会
日時 平成15年6月22日(日)午後2:00〜5:00
会場 北とぴあ7F第一研修室(東京都北区王子1−11−1)
交通 JR京浜東北線王子駅下車徒歩2分
ホーム最北端の階段を下り改札口を出てすぐ見える高層ビル
会費 会員 2000円  一般 2500円

講演 未知能力の可能性と限界
講師 本間 修二 氏
いわゆる超能力、霊能力、気を発したり感知する能力など、常人には無いが、一部の人が有している不思議な能力で、科学的には未だ解明されていない潜在能力を総称して「未知能力」と呼んだのは、心理学者の故南博先生でした。
 90年代初頭、私どもは南先生のお許しをえて「未知能力シリーズ」と銘打ったテレビ番組シリーズを足かけ3年にわたって制作しました。
 当時は、いわゆるオカルトブームの最盛期であり、各テレビ局がこぞって内外の超能力者を登場させ、科学者がこれを検証するという内容の番組が目白押しでした。そのような状況にあって、私どもは、「子供たちの未知能力」という観点に立ち、徹底した実験と検証を繰り返しました。
 その結果、いくつかの結論を得ました。先ず第一に、未知能力という言葉で表現される、ほとんどの能力は、客観的な事実として、確かに存在するということでした。  
また、未知能力の大半は、人間が潜在能力として有しているもので、訓練によって開発可能な能力であるということです。今日においては、比較的あたりまえのこととして世間的に受け入れられていることではありますが、当時としては、専門家の皆さんにとっても、一般の視聴者にとっても衝撃的な事実だったに違いありません。
 「能力」という表現をしますと、ポジティブに捉えられがちで、何でもかんでも積極的に開発するのが善であるという風潮にありますが、本当にそうなのでしょうか。
 「潜在能力開発」という言葉には、なにか明るい未来が投影されがちですが、果たして本当にそうなのでしょうか。番組を通して知り合った子供たちの「その後」を検証すると共に、「未知能力の可能性と限界」について、皆さんと考えてみたいと思います。

 今回は、超常現象の未公開映像もごらん戴きながら、芸能・武術などの体術系の分野と未知能力の関係、音楽・絵画・造形などの芸術系の分野と未知能力の関係、また、神秘体験と未知能力の関係などに関してもお話させていただきたいと思います。

本間修二氏のプロフィール
●勤務先:TBSビジョン 制作本部 企画開発室長 チーフプロデューサー
●超常現象・謎もの=作品暦
TBS
「USOジャパン」
「二千年の封印を解く!インド・中国・日本、世界三大魔術スペシャル」
「超魔術スペシャル・Mr.マリックの大逆襲氤」
BSーI
「謎の沖縄海底遺跡」
NTV
「スーパーテレビ情報最前」
『今夜体験する!気功の不思議世界』
『超能力を持つ子供たち・サイババと交信する少女』
フジテレビ
「ゼッタイ!知りたがり」人間の不思議な力
●その他、関連作品
TBS未知能力取材班シリーズ
 『子供はみんな超能力者か』
(シリーズ(1)〜(7)作)他、計13本。
●著書
「未知能力―あなたの知らない不思議世界」(青春出版社)他2作品

詳しい模様は会報サイジャーナル上で報告しています
←前回 開催記録 →次回

Copyright(C)2006 PSIJ
top