PSI Vol.8, No2 April 1985 Collection of autographs 2. pp.17-18.
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「安久津エーテル物理」の考察
土田正生*
Masao ueda*
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安久津先生と私の仲は学生時代に遡る。徹夜で激論を交した数々の記憶が生々しい。
先生は学問に明け、研究に暮れるという方で決して並の社会人ではないのである。
その結果,医学,神学、化学,物理、天文学、多方面にそれぞれ学問業績を残している。
ここに紹介する「エーテル物理学」と云うレポートを私が受けた時、それを読んで私は決して驚かなかった。
これぞ,広い学問分野から得た、いわば知的結晶に外ならないと直観した。このレポートが直ちに現代科学では認められるわけにはいかないだろう。
しかし私は、現代の科学者が巾広い視野から物を考えると云う条件に乏しいことを痛感した。
大いに讃辞を与えたい。
以下、その原文のままである。
*北海道大学工学部助教授