PSI Vol.4, No 1 September 1979 Lecture pp.25-34.
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UFOと電波通信
関英男
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ただいまご紹介頂きました日本PS学会の関でございます。PSはサイ科学の略でございまして、在来の自然科学では採りあげられなかった超常的な現象を科学的方法で研究する学問の領域であります。わたくしはUFOの専門家でもないし、UFO研究グループの代表というのでもありませんが、結論でのべますように、UFOが人類の将来と重大な関係をもち、しかも、そのことを理解するためには,サイ科学を避けて通れない事情もありますので、浅学非才を顧みず、NTT東京電気通信局保全部調査役の山本さんより与えられました「UFOと電波通信」のテーマでお話をお引き受けすることになった次第であります。
わたくしども学会の会員の中にはUFOに塔乗した人はおらないと承知していますが、宇宙人と連絡のある方は何人かおりますし,一方UFO塔乗経験者の何人かに直接面会しておりますので、これからのお話の中には新聞・雑誌や書物に未発表の事実もでてくる可能性があります。最終的には、本日ここにお集まりの皆さんの良識あるご判断にお委せする次第であります。
この記事は1979年3月9日(金)午後2時より午後4時まで、日本電信電話公社、東京電気通信局主催の下に墨田区両国公会堂で訳700名の公社職員に対し講演した内容に補筆訂正したものである。