PSI Vol.3, No 2 December 1978 Thesis 3. pp.15-22.
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物理的測定の場に投げかけられた心の蔭を説明するための新しい試論(第1報)
ー量子力学的状態収縮に関するマトリックス的研究 ー
宮内力(日本念写協会代表幹事)
A trial theory to interpret the mind shadow which casted upon the physical measurement.
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I. マトリックス構造体としての、プランクのの新しい展開
今日までプランク(Plank's )の定数性は自明の理として、それは単なる数値として用いられて来た。そ
れは次の様な単位量を含むとされている。
1=1,054 × 10-27erg · sec=1,054 × 10-27g · cm2 · sec-2 · sec ………………1)
われわれはこの単に数値的とみえるプランクに、マトリックス構造(物理的行列構造)を発展させ,プランクの機能を単なる数値にとどまるところからひきあげて、それと相互作用する物理量を他の性質の物理量に変更させてしまうことができるような、一種の作用演算子(Operator)の機能にまで引きあげた。それは次の様にしてとげることができた。
本論文は1978年8月10日筆者が英国民間放送グラナダ(Granada)にP.K研究で招へいされた時、ロンドン大学物理学主任教授ジョン・B・ヘイステッド氏、その他に手渡し、同氏及助手のかたがたに説明を行ったものの和訳である。今後数回連載の予定である。尚、本論文の副資料として筆者著「念写・念電現象の数学的考察」ーP.K研究報告第3篇、日本念写協会発行をも併読されることを、おすすめしておきます。