日本サイ科学会は、会員の会費によって運営されている非営利の学術団体なので、会員の要望にそった方向で運営されるべきであります。学会では学術雑誌の発行と、社会への啓蒙運動と、情報の提供と情報の交換の為に、サイ科学・サイの広場・サイジャーナル等の印刷物を発行しております。
　学会誌のサイ科学には研究結果の記録等が記述してあります。学会誌には、将来の発展の要になるような優秀な論文を多数投稿して頂きたいと願っております。今回は論文が３編、資料２編、事務局報告等となりました。資料１のシンポジュウム「気とは何か」では、現段階において「気」がどのように理解されているかという事を記録する事になりました。資料２は海外文献の紹介（表題とその説明）ですが、他でどのような研究が行なわれているのかと言う事の概略を知るのに便利であります。これを見て原著論文を読みたいと希望される方は、事務局にご連絡下されば、幸いであります。なお、事務局報告には、本年度の総会で議決された平成11年度事業報告と決算、平成12年度の事業計画と予算が略述してあります。
　ご承知のように、サイ科学会も色々の悩みを抱えておりますが、これらの大部分は会員数の増加によって解決される事柄のように思われます。皆様方の会員増加へのご協力をお願いいたします。
　なお、現在は、紙による学会報告の形式をとっておりますが、世の中の変化に合わせて部分的には電子出版に移行するようになると思われます。サイ科学に投稿される会員は、次回からは、紙による原稿に添えてフロッピーディスクを提出して下さるよう、お願い致します（Ｓ．Ｓ．記）。

The museum of kokoro science
PSIJ