PSI Vol.12, No1 August 1989 Postscript
 編集後記
 長雨が続いたと思ったら、暑さが続き始めて閉口である。中国の優秀論文につられて、前回の「サイの広場」は勿体ないほど立派な内容になったわけだが、「論文集」も発行しなければと思っていた矢先、昨年末頃南さんという方が、現実に光速で飛べる飛翔体の論文を札幌で開催された宇宙技術と科学のシンポジウムに発表されたとの情報を頂き、ぜひ今回の論文集に載せたいと考えていた。
 今年になってから御本人にお目にかかる機会を得て、御了承を得た。本来なら文献紹介として短いものになるはずのものが、全文掲載のお許しを得て、UFOの原理に一歩近づいたようである。強力な磁場は重力の場に影響を与え、乗員に慣性を感じさせないということである。
 考えはさらに発展して、強力な磁場が重力をひずませるならば、重力波の送信に利用できるはずだということになり、第2の論文「重力波通信の可能性」となったものである。いずれも、わがサイ科学会に大きなインパクトを与えること疑いない。
 最近は気功ブームで、中国でも日本でも見直されてきた。ちょうど、この時期に三人の気功師が中国より来日し、サイ科学研究設備のととのった佐々木、小林の御両人による論文が誕生した。
 筆者が、例会でSPGの講演とビデオ鑑賞を演出したとき、たまたま「地球異変は何故起こるか」の著者深野一幸さんが現れ、未発表の単行本を頂いたのである。(註・同誌新刊紹介記事に掲載の本について)

The museum of kokoro science
PSIJ