サイ科学Vo1.27,No.1 p.45 DEC. 2005(3)
 重要・貴重事実データベース
【氏名】
佐藤 眞志(Tadashi,SAT0)
【所属、専門等】
気功、体外離脱、遠隔ヒーリング
(Qi-gong、OBE、remote healing、consciousness)
佐藤気功センター所長、SATOメソッド(佐藤式気功)、気功研究家、気功師
【略歴】
1949年 山形県鶴岡市生れ
1972年 東海大学短期大学部電気通信工学科卒業
電力関連会社勤務
1991年 佐藤気功センター・意識科学研究所設立
【著書、翻訳書】
「気が及ぼす心身への影響」たま出版(1995)
「幸運を呼び込むスピリチュアル気功」ハート出版(2004)
「生きる力がわいてくるスピリチュアル気功」ハート出版(2006)
「足うら重心は幸せの法則?だれでもできる新感覚健康法」ハート出版(2009)
【受賞歴】
【主な業績】
  1. 佐古、佐藤、佐々木、小林、酒井「外気発功時における功能者と受け手の生体変化」 (人体科学第3巻1号、1994)
  2. 木戸真美、佐藤眞志「気功で変化する意識状態の生体計測」(人体科学第4巻1号、1995)
  3. 木戸真美、佐藤眞志「気功の遠隔効果の測定と精神作用」(J.lntl.Soc.Lifblnfo.Sci.19(1):200-209、2001) 樋口、小谷、河野、林、樋口、佐藤、百瀬「遠隔送気時における内分泌動」 (J.lntl.Soc.Lifelnfo.Sci.19(1) :216-222、2001)
  4. 樋口、小谷、河野、林、樋口、佐藤、百瀬「遠隔送気時における免疫動態 」 (J.lntl.Soc.Lifelnfo.Sci.19(2) :313-320、2001)
【外部リンク等】
【その他】
  1. 対面式外気功と遠隔気功を開発、さらに体外離脱を起こす事が出来る。
  2. 1990年に、「こころ」の中に特別な意識が目覚め、科学と調和しながら日本人としての役割を果たした いという気持ちが働いた。当時、まだサラリーマンだったときのことである。
  3. 気功の練習中に友人の体に手かざしを行ったら、最初は友人の体が温かくなるだけで あったが、 次第に体が軽くなって、さらには肉体感覚が喪失し、しまいには友人の意識が宇宙と融合するような感覚 になった。これは、従来の中国気功とは違うと思った。その後、このような特異的現象と類似する 現象 がないかと調べたら臨死体験に関する各種書籍に目が止まった。内容を見ると体外 離脱や光の体験 および花園体験などが書いてありまったく同じであった。また、各種瞑想法の中にも類似している現象が あった。しかし、SATOメソッド(佐藤式気功)は身体が瀕死の状態にならないこと。外気功で体外離脱感 覚になること。また、特別な呼吸を行わず普通の呼吸で深層意識にいざなうことであった。
  4. 具体的(佐藤式気功法、三つの特徴)
    1つめは、佐藤式気功法では、「気」には収縮気と拡大気があり、収縮気は意識を身体化する方向の 「気」であり、重力、電磁力にさらされても順応できるように肉体に作用。体の新陳代謝を促進し、体力をつける気の力。いわば、交感神経を適度に緊張させる生命力と名づけた。一方、拡大気は身体から 意識を解放させる精霊化方向の「気」であり、深 いリラックスや熟睡状態にする気の力。こちらは副交 感神経を適度に緊張させる生命力、さらに寿命を終えるとき、別の高次元に運んでくれる生命力であ ると。しかし、従来の気功は、収縮気と拡大気の概念はなく、ひとつの「気」として捉え、特に拡大気の概念がないため、外気功で瞑想感覚や体外離脱感覚になることは研究対象になっていない。
    2つめは、佐藤式気功は、体の外にある気を取り入れるだけではなく、体の中から湧いてくる気も扱っている。本気功法は後者が主である。この気は全く物質の影響を受けずに体内に入ってくるので、呼吸 法・イメージカ・暗示力・集中力などのテクニックを必要とせず、簡単に誰でも体感することができる。気功で深い瞑想状態になったり体外離脱ができるのは、体の中から湧いてくる、すなわち、たましいの内奥から湧いてくる生命力のためである。
    3つめは、これらの理由から従来の気功は、気の重心が「丹田」にあるが、SATOメソッドでは「足裏」までに下げることができる。最近は、さらに「地球の中心」、「宇宙の中心」という気の重心があり、特に宇宙の中心まで下がると、身体感覚で悟りの境地を体感できる、世界に類のない気功法である。
  5. 役立てている点(波及効果)
    1)医療では、対面式外気功を5回受診すると、80%の被験者が足裏に重心が下がり、病気回復に 効果を発揮している。当センターに来れない人のために遠隔気功も行っている。一方、体外離脱され た方に協力していただき、医師や学識者の立会いのもとで、体内透視の実験を行っている。最近は 生命科学の研究者とともにエピジェネティクス理論 に基づく研究を行っている。
    2)スポーツでは、複数の水泳の選手に気功を行い、気の重心が下がることによりメンタル面で大きな 効果をあげている。今後、水泳に限らず各種スポーツにも気功を行う計画がある。
    3)芸術では、ピアニスト、バイオリスト、バレリーナ、作曲家たちがSATOメソッドを受けられた。重心が足裏に下がることにより、体と心の安定を実感した。さらに自己啓発が高まり、芸術性が促進さ れた。
    4)教育では、大学の教授、準教授、講師、高校の担任教師、中学の校長、教頭などの方が気功を 受けにきた。自分の健康や心の悩みを解消したいと来院された方もいれば、教育改革に熱心な方も お見えになった。いづれもSATOメソッドを受療することにより、心身が安定し、教育に本気功法がと ても役に立つと実感された。

    将来は、政治、経済、宗教などトップの方に気功を体験して頂き、世界の恒久的平和の活動に貢献 して頂きたいと思っている。
*連絡先は日本サイ科学会事務局までお問い合わせください。

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