PSI Vol.46, No.1 October 2024 Data 1f. pp.45-47.
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輪廻転生の占星学的世界観
瀬尾 泰範*
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私が小学校1,2年生の頃、実家の裏にある神社の社殿で遊んでいたときの出来事です。
社殿の周囲には地面から2m以上の高さの廊下があり、
近所の子供達数人とござを敷いて遊んでいたのですが、
私がふざけて自分の身体の周囲にござをぴったり巻いて、歩こうとしました。
当然ですが足元が不自由なので、
そのまま廊下から倒れながら廊下の縁より頭から落ちていきました。
廊下のすぐ下にはコンクリート製の1m位の高さの土台が張り出しており、
そこに頭を打ちつけていたら、現在私はこの世にいなかったかもしれませんが、
運良く肩がその土台に触れて半回転して足から地面に落ちました。
ほぼ無傷ですぐ立ち上がりましたが、「危なかった!」という恐怖感が残りました。
それまでは高いところはそれほど怖くはなかったのですが、
この軽い事故以来多少の「高所恐怖症」になったようです。
人間は生まれつきからあると考えられる「高所恐怖症」、「閉所恐怖症」、「暗所恐怖症」、
「水恐怖症」、「先端恐怖症」等の「限局性恐怖症」は他にも様々なものがあります。
もちろん性格的にそういう恐怖症をもつに至ったとも考えられますが、
もしこれらが前世あるいは前々世における致命的な体験に基づくものだと考えると
生まれつきの症状も納得できるところがあります。
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