PSI Vol.44, No.1 December 2022 Data 1e. pp.48.
日本サイ科学会 第30回全国大会
シンポジウムテーマ「あの世とサイ」開催にあたって

大会委員長 小林 永周*

「人は死んだらどうなるのか?」
 このテーマは有史以来、人間の永遠なる課題といえましょう。

 人間は長い歴史の中で、遥かな先祖から今ある私たちまで幾多の苦難の道をのり越えて生命のバトンタッチを繰り返してきました。 

 ラフカディオ・ハーンは「我々の精神の中には、百万年間の先祖の魂、性格が圧縮され潜んでいる、ただ単なる五十年の生涯ではない」と喝破しています。

 “人は必ず死ぬ運命にある”〜いざ親しい人の死に直面したとき、運命の儚さ、人生の無常さを痛感し、そこから詩歌や哲学が生れ、安心立命の境地に身をゆだねて宗教が生れました。しかし、現代人は忙しさゆえか“死を考えること”を避けているように思われます。

 果たして、「死後は無なのか?」否「“死後の世界は存在する”のか?」

【死後の検証】
臨死体験とは?
魂の緒(シルバーコード)とは?
霊魂とは?(死後に霊魂として存続するか)
霊界交信とは?(自動書記・自動書画・死者の肖像画・自動演奏)
霊能力とは?(霊視・霊聴・霊言)
霊媒とは?(霊魂は時間・空間を超えて)
憑依現象とは?(死霊が人に憑依する)
騒霊現象とは?(ポルターガイスト現象)
鏡視とは?(死者は鏡に現れるか)
輪廻転生とは?(生まれ変わりはあるか)
死後の世界とは?(宗教による相違)
*現世で最も大切なこと「魂の向上」とは?
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*著者連絡先は事務局までお問い合わせください。
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