PSI Vol.43, No.1 December 2021 Data 1h. pp.56-58.
瞑想と呼吸
三好 一郎*

はじめに
「瞑想をするには呼吸法が大切である」。そして、「呼吸により、瞑想が深まる」と言われる。また、「呼吸法を取り入れることで、精神の安定を図れて体調も良くなる(呼吸による健康法)」とも言われ、これは現実に起こり得ている。

 呼吸数の平均は、1分間に12回〜20回程と言われているから、1日に人は平均2万回ほどの呼吸をしている計算になる。ならば、この呼吸を「自分の都合の良いように」利用すれば良いと考えてはどうだろうか?と思う。 そこで、呼吸法をおこなうことにより、なぜ瞑想に役立ち、肉体まで影響を及ぼして、体調が良くなったりするのかについて述べてみたい。

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