PSI Vol.43, No.1 December 2021 Data 1g. pp.46-55.
光の瞑想法
小林 泰樹(才能開発研究所)*

私は大学3年生の時に、桐山靖雄氏著の「密教・超能力の秘密」(平河出版)を読み、その中で真言密教の行法の元になっているのは、ヨーガの瞑想行法だということを知りました。そして大学卒業後の社会人1年生のときに出会った本が、パラマハンサ・ヨガナンダ師著の「ヨガ行者の一生」⇒現在は「あるヨギの自叙伝」(森北出版)ですが、この書は私の人生に大きな影響を与えました。(余談ですが、私が尊敬しているスティーブ・ジョブズ氏もこの本から大きな影響を受けたそうです。)  それらがきっかけで、本山博博士が井の頭に設立した「宗教心理学研究所」の月例集会に参加するようになりました。玉光神社の宮司様であり、ヨーガの師(グル)でもあった本山先生の講演やヨーガ行法の講習会にも参加し、結局会社員生活を1年半で辞めて、宗教心理学研究所の助手としてその後4年半務めました。助手としてはAM(経絡−臓器機能測定機)の測定や実験等のお手伝いをしましたが、その期間に研究所や根府川道場での瞑想修行を学び実践しました。

 その後、五井昌久先生の「世界平和の祈りの会」にも参加し、富士道場で1万人規模の「世界平和の祈念」も何回か参加しましたが、その祈りは現在まで朝晩続けております。

 さらに並行しまして1976年に創立された、「日本サイ科学会」の前身の「日本PS学会」にも入会し、自分のライフワークとして「サイ科学」(人間の潜在能力の研究、占星学によるパーソナリティ・才能診断)の研究を本格的に始め、現在まで45年以上続けております。

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