PSI Vol.43, No.1 December 2021 Data 1a. pp.12-20.
CD100万枚以上セール実績のあるシンガーソングライターの 出生チャートの統計的解析(2)
瀬尾 泰範(アストロハーモニック)*

1.はじめに
 昨年度の第29回全国大会において、上記と同じタイトル(1)の発表をした。
 資料としたのは、2020年2月にTBSテレビ「歌のゴールデンヒット」で紹介されたCD100万枚以上売れた曲の中で、その曲を歌手が作詞あるいは作曲しているケースで、その制作者すなわちシンガーソングライターを対象とした。

 1人で複数のヒット曲を制作したシンガーソングライターもいるが、累計としてではなく、純粋にその人数は63名に達した。63名を
  Aグループ20名(180万枚以上、300万枚までセール)
  Bグループ16名(140万枚以上、180万枚未満セール)
  Cグループ27名(100万枚以上、140万枚未満セール)
に分け、前回はAグループとBグループ合計36名の解析を実施した。

 その結果、惑星配置について、
  Aグループでは、太陽と月についての重み付け合計について、
  「分析力があり、研究者タイプの乙女座」で有意に点数が高くなった。

  Bグループでは、やはり重み付け合計において、
  「論理的、実際的な思考の山羊座」に非常に有意に高い点数が出た。

 「ハーモニック・チャート」の周波数分析では、これまでも著名人によく見られた、芸術的感性と直観力の「周波数7」のチャートのパワーが有意に高くなり、創造性と発想力に関わる「周波数5」、挑戦能力の「周波数9」のチャートのパワーも有意レベルではないが、高くなった。

 そして今回Cグループ27名の出生図と「アストロハーモニックチャートβ」の統計的な解析を行い、A,Bグループとの共通点もあったが、やはり違いも出た。

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