PSI Vol.41, No.1 December 2019 Data 5. pp.112-121.
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心の発生機序と第一原因
笠原 康永*
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Abstract
１．序文
心の発生の機序と第一原因は両方とも、医学者、哲学者、宗教学者、科学者が考えてきました。
ある辞典では
第一原因とはアリストテレスの規定によると、
「存在であるかぎりの存在」の運動と変化の究極原因としての「不被動の第一の動者」、
第一形相として自己自身を思惟の対象とする思惟である神をさす。
スコラ哲学、特にトマス・アクィナスに受継がれて重要な概念の一つとなった。
と書いてありました。簡単に言えば
「人間とは何か、何のために生きているか、人間に影響しているものは何か」
という事です。その問いの回答を説明していきます。
私は特定の宗教団体に所属していません。科学的に思索した結論を解説していきたいと思います。
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