PSI Vol.41, No.1 December 2019 Data 1k. pp.75-81.
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気当て診断、天賜気功をベースにしたヒーリング&セラピーの方法
医療法人春鳳会はしもと内科外科クリニック 橋本 和哉*
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Abstract
<はじめに>
ヒーリング&セラピーに大切なポイントは、
何処にどんなマイナスエネルギーがあるのか?を明確にし、
適切な気エネルギーでそれを消すことです。
多くのセラピストは単に一種類の気エネルギーでセラピーをするので改善には無理があります。
また対象に必要な気エネルギーを100%まで入れられてないようです。
気を当てた共鳴で何があるかを調べる気当て診断でマイナスの種類、範囲を特定できます。
また希望する気エネルギーを天空から降ろす天賜気功で適切な気を対象に100%気入れし、完璧なヒーリングを目指しています。
さらにセラピーには気エネルギーの他に、レメディや漢方、薬 、石、お酒、色、グッズなども使います。
神仏にお頼みすることもあります。
何をどのように選べば良いか?も気当て診断が役に立ちます。
多くのヒーラーが陥りがちな問題点を指摘して、それをどのように対処しているか?をご紹介します。
<ヒーラーが陥りがちな問題点>
何処にどんなマイナスエネルギーがあるか?を明確に捉えないでヒーリングしているヒーラーは意外に多いです。
この状況を例えると目を閉じて象を触るようなもので、ただエネルギーを入れることはできでも、
必要な所にキチンと届いているか?は、はなはだ疑問です。
またエネルギーを入れたらそれで改善するというものでもありません。
例えば、音楽のエネルギーで癒す音楽療法があります。
この場合、悲しみで落ち込んだ人に行進曲を聞かせても癒されません。
そのような人は落ち着いた短調の曲の方が癒されます。
さぁ、これからやるぞーって時は落ち着いた曲よりも行進曲が合います。
ヒーリングにおいても適切なエネルギーで対応しないと改善しないものです。
悲しみで落ち込んでいる人が単一の気エネルギーを受けたとしたら、
その結果、血流などは良くなり暖かくて気持ち良いと感じるでしょう。
それで改善していると錯覚しがちですが、お風呂に入り温まるとほぼ同じ効果です。
多少は効果あるでしょうが悲しみを根本から改善するには至りません。
回数を重ねたら悲しみも改善するかもしれませんが、
それは本人の自浄作用によるものか、
あるいはヒーリングで人から優しくしてもらえたことによる精神的な満足感が
作用したと考えるべきでしょう。
またヒーリングすべき対象が分かったとしても、
その対象に100%、気入れ出来ているヒーラーは少ないようです。
そうなるとヒーリングによる即効は期待しにくくなります。
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