PSI Vol.39,No.1 December 2017 Data 1h. pp.89-92
AIは人間になれるか?*
三好 一郎*

 AIとは、1950年代にジョン・マッカーシーが最初のAI会議で「人工知能」という用語を発表して以降、この用語が使われるようになった。また、プログラミング言語LISPを開発し、1956年のダートマス会議において採用され、AIはArtificial(人工の、人工的な)、Intelligence(知性、知能)の略で表記されている。
 AIというから難しいが、私たちは、昔からAI(人工知能)―ロボットとずっと付き合ってきた歴史がある。
それは、鉄腕アトム、鉄人28号、銀河鉄道999でいう人間が機械となる永遠の命、そしてSF映画「禁断の惑星」に登場するロボットロビー等々多くの登場ロボットがいた。
 近年でのロボットは、プログラム入力をした通りに行動するアシモ君をはじめ、工業界、金融界、医療界になくてはならない存在となっている。
 また、AIが勝つのは難しいと言われた将棋の世界においても大活躍をしているし、身近なところではAI技術が携帯電話にも利用されている。

 2017年は、まだ人間がAIを使い、これに優っているが、これからの50年後はどうなるのだろうか。
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