PSI Vol.39,No.1 December 2017 Data 1c. pp.60-69
日本初!『天の扉開き』及び球体神聖物の真球度の報告
ATB総研(天の扉開き総合研究所) 小澤 佳彦*

1.はじめに
 昨年の「タイの洞窟における物質化現象『天の扉開き』について」の続報として、次の2つの極めて重要な報告をする。

 1つ目は、本年5月に行われた日本初の「天の扉開き」の報告である。今まではタイ王国国内のみで行われてきた。そのため「日本では出来ないのか?」という問合せを何度となく受けてきた。全国の洞窟から厳選して選び出した岡山県内の洞窟をお借りして、スタッフたちの周到な準備のもと、二日間に渡り合計2回の「天の扉開き」を行った。初めて参加する日本人の方々を含め60人以上が見守る中、合計80個以上の神聖物が洞窟の中で出現し、日本の歴史の新たなるページが開かれるとともに、「天の扉開き」の@客観性、A普遍性、B再現性がさらに高まった。

 2つ目は、この物質化現象が手品ではないことを科学的に立証することを試みるものである。本年8月にタイで授かった球体神聖物の「真球度」を測定したところ、極めて高い真球度で、測定装置の測定誤差以下のレベルであった。また、球体表面にはμmレベルの幅の凸形の直線が何本か観察された。これらは研磨加工をしていない証ではないだろうか?手品だというのであれば、手品のタネを準備する必要があるが、そのタネをいったいどうやって作成したというのだろう?
 この極めて微細な構造を持つ「真球」を、人間の手で作ることができるのだろうか?
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