PSI Vol.38,No.1 December 2016 Data 1h. pp.84
フェルミの逆パラドックス:ポケモンからウチュウジン探しへ
大会委員長 阿久津 淳(AKA 竹本 良)*
 郊外に行って夜空を眺めていると、こんなに星があるのか?と改めて感じる。天文学者や物理学者はよくフェルミのパラドックスについて述べる。物理学者エンリコ・フェルミは「こんなに広い宇宙なのにどうして宇宙人は地球人にメッセージを送ってこないのか?」と疑問を呈したそうだ。竹本 良はそれを逆手にとって、<フェルミの逆パラドックス>と表現し、「何故、フェルミのような高名な物理学者が1947年ロズウェル事件以降のUFO・宇宙人隠蔽情報を知らなかったのだろう?」と主張。
 ヒラリー・クリントン大統領候補は大統領になった暁にはUFO情報の開示(特にエリア51の調査、過去から来ている宇宙人の実態等)に務めると公約している。これには但し書きがあって、国家安全保障上の危険が生じるものは公開しないといっている。
 ヒラリー・クリントン陣営にはジョン・ポデスタという参謀がいて、彼こそがUFO情報公開の要を握っているのである。ジミー・カーター元大統領もまたUFO情報公開の公約をしたものだが、表面的には動きが見えなかったが、彼の場合は裏でシンクタンクSRI(スタンフォード・リサーチ・インスティチュート)に「地球外知的生命が地球及び地球人に与える影響」について調査させたのである。これがSRIの担当マイケル・サラ博士のEXOPOLITICS(宇宙政治学)の基礎となったのである。
 ジョン・ポデスタの情報開示精神は崇高であって、ビル・クリントン政権時にはESP特に何十万件のスターゲイト情報を開示している。彼はESP情報ばかりか、近未来のUFO情報開示は科学及び科学者にとっては重要な科学資料になるだろうというスタンス、信条を決して崩していない!
 本大会のテーマ「地球外知的生命:UFOと宇宙(宇宙人サミット)はそういう時代背景にあってはまさにタイムリーな企画ではないかと自負している。むしろサイ科学においては遅すぎたかもしれない。 UFO目撃ばかりか、実際に宇宙人に遭遇した人たち、また宇宙語を話す人たちを知ることで、何らかの新しい知見が得られることは間違いなさそうである。

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