PSI Vol.38,No.1 December 2016 Data 1f. pp.75-78
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10次元の乗り物UFOを造ってみたい
田中 義久*
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UFOと言ってまず初めに思い浮かべるのは「空飛ぶ円盤」でありましょう。色々様々な本やインターネットあるいはユーチューブなどを利用してこれを調べると「未確認飛行物体(Unidentified Flying Object)」だと説明が出てくる。その飛行原理は反重力を利用して地球などの天体にはじかれて飛行するのだと言う。
重力に関する研究には大きな流れとして次のような2つがある
(1) 重力波の検出
(2) 反重力機関の建造
重力波の研究者は空間の歪みが重力であると称してレーザー光線による実験を通してこの重力波をさがす命題に取り組んでおられる。そして近年検出され、本年2月発表され、重力波天文学などという学問の領域が創設された。
アインシュタインと言う人が空間の歪みが重力であると主張して観測結果が正しいと証明されたために、この考え方が主流となってしまい(1)の研究者は反重力そのものを否定し、(2)の研究者をさげすむような発言(UFOはSFの世界)を繰り返すような風潮になってしまった。したがって今現在、2016年10月に於いてプロの研究者が反重力の研究をなすのは皆無である。反重力の研究を我々がするのは、今がチャンスであります。(1)つまり大学の先生たちが行っている「重力波の研究」と我々が行っている(2)つまり「反重力の研究」とは、まったく別のものと考えていただきたい。
熱気球は、高温体積膨張で、密度低下による浮力ですが、我々も重力によるこのような現象を見出せば、きっと軽くなって、気球のように空間に反重力艇として、浮上するに違いない。
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