PSI Vol.38,No.1 December 2016 Data 1a. pp.34-43
オリンピックメダリストの出生時惑星配置の統計的解析
 小林 泰樹(才能開発研究所)*
はじめに
 私はこれまでに4度、全国大会においていくつかの事象や人間についての惑星配置の解析を行った。一つは、大地震が起こったときの惑星配置を分析し、地球から見た星同士の相互角度(アスペクト)として90度、180度が有意に多いことを発見した。
 2回目の発表では、東京キー局の人気と実力を兼ね備えたアナウンサー・キャスターのハーモニックチャートを分析し、「HN2」(⇒コミュニケーション能力)または「HN5」(⇒発想力)または「HN9」(⇒挑戦能力)のハーモニックチャートのパワーが有意に強いことを指摘した。  3回目は、日本人の自然科学系ノーベル賞受賞者の惑星配置を分析し、分析能力に秀でた乙女座(1%有意)とボスタイプの獅子座(5%有意)に大いなる偏りがあることが判明した。さらに、ハーモニックチャートにおいては、発想力に関わる「HN5」が過半数の受賞者で強いパワーを示していることが分かった。
 4回目は これまでメジャーリーガーになった日本人の中でもメジャーで一定期間活躍した20名の選手を分析し、予想された射手座(海外志向、挑戦好き)と意外だった天秤座(美と調和を好む)と乙女座(知性、分析)に、強い偏りの有意差が出た。また、「HN9」(⇒挑戦能力)でグランドトラインが有意に現れた。
 今回のチャート分析の対象は、オリンピックイヤーでもあり、それぞれの競技において、世界最高レベルの才能をもった、メダリスト達に焦点をあてることにした。テーマを決めたのはオリンピック前で、競技の種類も多く、何か有意な結果がでるのか、多少の心配はありましたが、予想以上の結果が出ました。
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