PSI Vol.37,No.1 December 2015 Data 1d. pp.48-52
「想念と病気との一考察」
 森安 政仁(九州日本サイ科学会)*
 近年の医療・医学の進歩により治療成績は著しく向上した・・・という声を聞きますが、果たしてどうでしょうか。人は健康でありたい、病気を治したいと願っています。しかし大勢の人が病気で苦しんでいるのに、なぜ一向に病気は減らないのでしょうか?
今や2人に1人はガンに罹るといわれ、さらに認知症は3人に1人が予備軍だといわれています。心筋梗塞、脳梗塞などや原因不明の病気さえ増え、風邪ですら近代医学は対処法だけで根本から治すことはできないというのが現実の有様です。 
   とは言え私は現代医療を否定つもりはありません。確かに医療により病気から救われている人も多くいますが、私の長年の経験から言いたいことは、最新医学であっても解決できない病気もあるという事実について述べたいと思います。それは近代医学が軽視あるいは無視している、いわゆるサイ現象のような目に見えない人の強い邪念が気のエネルギーとなって発せられ病気となった原因の究明です。
 私は長年にわたり医者では治らない心霊的相談をボランティアで行い、その究明と解決に努めてきました。その研究成果の一端を述べ考察してみたいと思います。
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