PSI Vol.35,No.1 December 2013 Data1npp.107
「パネル・ディスカッション「サイと自然治癒力」を終了して」
 阿久津 淳*
                       司会進行役として「サイと自然治癒力」をどう考えるか? で最後の最後まで悩んでみたが、パネルを終えて、ある程度の理解をすることができた。
 帯津良一先生が「自然治癒力」を「場の回復力」ととらえたように、重畳場を想定してみたらどうだろうか?ということ。
 宇宙・自然・社会・家族の場が個人の場に重なり合う <重畳場> を想定し、魂とこころ(魄)、物質(身)とエネルギー(霊)の交差点が<個人の場>となるというわけである。(参考:重畳場)
 そして自然治癒力を「魂魄・物質・エネルギーの動的平衡」ととらえ、PSIを「非平衡から平衡への復元力」ととらえてみる。勿論、これらのモデルは暫定的なものに過ぎず、不完全なものであるが、たたき台として提案しておきたい。
 パネラーの先生方の講演によってインスパイアされたモデルであることをここに記し、諸先生方にこころより感謝したく思う。 ありがとうございます!
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