PSI Vol.35,No.1 December 2013 Data1j. pp.74-80
「暗視野顕微鏡の世界」
 宇治橋 泰志(免疫整体「ここ一番」)I・H・M LLP(国際先端医療技術有限責任事業組合)*
1.はじめに
 生物学会や医学会においては、胃や腸の中には沢山の腸内細菌やバクテリアが共生していることを理解し、注目もしてきました。しかし、血液や細胞の中には、生物は存在せず、無菌状態だと考え、それが正当な学説として通しています。
 また細胞内の構造や、その中にあるミトロコンドリアや諸酵素など、エネルギー変換の仕組みや、遺伝を司るDNAの解析もなされてきております。
 しかし血液中には、腸内細菌よりさらに微小な生態系を持つミクロの共生微生物(既に血液中に観察されている微粒子)が棲みついるとは考えておりません。このミクロの共生微生物が存在していることは暗視野顕微鏡など特殊顕微鏡で、現在はハッキリと確認できる事実なのですが・・・。 そして、その微生物の成長過程によって生じる様々な分泌物や構造物により、細胞や器官に障害が現れ、それが様々な慢性疾患の原因にもなるということが、先達の研究により証明されつつあります。
 当組合および当院も、血液浄化に優れた効果のある任意波動発生器(AWG=Arbitrary Waveform Generator)を活用し、このミクロな微生物の血液中の様子を観察、研究しながら、免疫・リハビリ・システム(MRS=Immunities Rehabilitate System)を構築、足掛け10年間におよぶ施術を行なってきました。
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