例会詳細
4月本部例会
日時 令和4年4月17日(日)午後1:30〜4:30
会場 北とぴあ7階701会議室(図) (東京都北区王子1−11−1)
交通 JR京浜東北線王子駅下車徒歩2分、ホーム最北端(赤羽寄り)の階段を下り
   改札口を出て見える高層ビル
会費 会員 2000円(当日入会可)
   一般 3000円
   学生 1000円
講演 「生命現象発生の数理仮説(命の働きは混沌から現れる)」
講師 浪平 博人氏

◎講演内容の紹介
この世には2つの異なった性質の現象があります。物理現象と生命現象です。
その根本的な差異は、
・物理現象(たとえば水の流れ、温度の拡散)では変化が秩序から一様な方向に向かう
・生命現象では変化が一様から秩序に向かう
という現象変化の方向です。
今回は、すべての初めに本然として存在するものとして混沌 があるとしてこの混沌の変化の内容に着目し、これより秩序方向に 働く生命現象の発生原理を導き出すという一つの数理仮説を提示し ます。
そして、生命の特徴である自らを生み出す働きを再帰表現形式で 表現し、そのような表現法が創り出すものが生命の働きに似たもの であることを実証的に示します。

※浪平博人氏は昨年の創立周年45記念大会の会員発表「来る時代の 激震の本質および対応としての教育改革」において、参加者投票に より最優秀賞になられています。パソコンによる動画像を駆使して、 分かりやすいお話をされますので、会員の皆様もご友人、知人もお誘 いして是非ご参加願います。

◎浪平博人のプロフィール
博士(工学)、 技術士(情報処理)
日本サイ科学会会長

略歴
広島大学工学部卒業。
ブリヂストン入社。約21年間勤務、コンピュータ部にて、技術計算、オペレーションズ・リサーチ、需要予測、在庫問題に従事、 生産システム部にて、物流システム、生産システムの設計などに従事。
産能短期大学教授。
1999年に、大妻女子大学社会情報学部教授就任、統計学、数理統計学、C言語、情報処理演習、管理工学、経営情報システム論等を担当。
2012年大妻女子大学社会情報学部教授定年退職。
退職後、動視化技術研究所代表として活動〜現在。
論理の視覚化:大妻女子大学在職中から論理の視覚化に力を注ぎ、 学校教育における算数・数学の理解度を劇的に向上させる「コンピ ュータによる学習内容の動的視覚化(コンテンツ化)」に成功。動的 視覚化技術の普及に努めるとともに、独自の創造的思考法(感知力) の開発・展開を図っている。

著書:アルゴリズム、動的視覚化(数学)、創造性開発、関係多数
オンライン大学校開設:日本創造数理大学校


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